日焼けの対処法を間違うとシミに?アフターケアや正しい塗り方を紹介
「日焼けはお肌の大敵」とわかっていても、ついうっかり日焼けしてしまうこともありますよね。
そんな時に対処法を間違うとシミの原因にもなりかねません!
日々のスキンケアの努力を一瞬の油断で台なしにしてしまうこともあるんです…。
今回は日焼けをしてしまった際の正しいアフターケアについてご紹介いたします。
後悔しないためにも正しい対処法をしっかり学んで健康なお肌を守ってあげましょう。
Contents
うっかり日焼けをしてしまう原因は?
万全な日焼けケアをしているつもりでも、うっかり日焼けをしてしまうのはなぜなのでしょうか。
原因がわかれば予防もできるはず。
起こりがちな日焼けの原因を部位ごとに見てみましょう。
体(ボディ)
フェイスケアとして紫外線予防を意識している方は多いと思いますが、ボディにも紫外線対策は必要です。
露出部分はどうしても日に焼けやすくなるので、首のまわりや耳の後ろ、デコルテ、手や足の甲もしっかり日焼け対策しましょう。
顔(フェイス)
UVカット効果の高い美白化粧品などでフェイスケアをしている方は多いことでしょう。それでもうっかり日焼けをしてしまうことありますよね。
日の当たりやすさは部位によって異なります。顔の中でも日焼けしやすい鼻や額、頬などは特にしっかりUVケアをしましょう!
痛い日焼けのアフターケア方法
日焼けのリスクは夏だけではありません。
会社への通勤時やベランダでの洗濯物干しなど、直射日光に晒される機会は数多くあります。外出をしない休日でも窓辺にいれば室内でも紫外線を浴びてしまいます。
万が一、日焼けをしてしまったらどのような対処が必要なのでしょうか。
日焼けのアフターケア方法について見てみましょう。
クールダウン
お肌にとって日焼けは火傷と同じです。火傷をした際にすぐに冷やすことが必要なように、日焼けをしたらまずは赤く炎症を起こしている患部を冷やし、火照ったお肌をクールダウンさせましょう。
濡らしたタオルをあてたり、保冷剤があればタオルで包んで使用したりするのも良いでしょう。
シミやそばかすが気になるからといって、炎症を起こしたままのお肌にすぐに化粧水をつけては、しみたり肌刺激になる可能性があります。
患部の熱が治まり、赤みが落ち着くまではクールダウンを心がけその後にケアをするようにしましょう。
保湿
十分にクールダウンさせたら、次に保湿ケアを行いましょう。
熱くなった患部は体内の水分が奪われ、乾燥しやすい状態にあります。
お肌が乾燥すると、水分を守ろうと角質が厚くなるため、肌を黒くするメラニン色素細胞の排出を妨げてしまいます。しっかりと保湿を行い、水分を補給することが大切です。
保湿のための化粧品にはアルコールフリーのものを選ぶようにしましょう。アルコールは揮発性が高いため、お肌の乾燥を助長しやすい傾向があります。
鎮静効果がある成分が配合されたものや患部をクールダウンさせるジェルタイプなどがおすすめです。
水分・ビタミン・リコピンを補給
日焼けした患部をケアした後は、紫外線によって弱ってしまったお肌に必要な栄養素をしっかりと補給しましょう。
乾燥しがちなお肌に直接保湿を行うとともに、「水分」をしっかりとることも心がけましょう。喉がからからの状態ではみずみずしいお肌を保つことはできません。全身に潤いを行き渡らせることで、日焼けが引き起こす乾燥を防ぐ必要があります。
日焼け後は「ビタミンC」も積極的に摂取しましょう。ビタミンCは抗酸化作用があり、メラニン色素の生成を抑制し、シミやそばかすを防いでくれます。ビタミンCが豊富に含まれているオレンジをはじめとした柑橘類やキウイ、ブロッコリーなどは特におすすめです。
ビタミンCと並んで摂取したいのが「リコピン」です。トマトやスイカ、赤いパプリカなどに多く含まれる赤色成分で、高い抗酸化作用があることで知られています。
さらなる日焼けを防ぐ為日焼け止めを使用する
日焼けした肌はデリケートな状態になっています。ささいな刺激も大きな負担となってしまうため、さらなる日焼けを防ぐことが大切です。日傘やハット、長袖を着用するなど直射日光を防ぐとともに、日焼け止めクリームを欠かさず使用して、紫外線カットを徹底しましょう。
シャワーの温度を低くする
日焼けした後のシャワーは温度を低めに設定しましょう。
熱いシャワーは肌に大きな刺激を与える原因となります。場合によっては痛みを伴ったり、炎症を悪化させたりすることもありえます。
まだ症状が治まっていないうちは水風呂で炎症の鎮静化をはかり、炎症が落ち着いた後は低めの温度設定でデリケートな患部を刺激しないよう心がけましょう。
肌をゴシゴシ洗わない
お風呂に入る時に日焼けした肌をゴシゴシこするのは避けましょう。紫外線で弱った肌には摩擦の刺激は禁物です。
特に普段からナイロンタオルを使っている方は、日焼けのダメージが回復するまではタオルを使わず、手のひらで泡立てた石鹸やボディソープで優しく洗うようにしましょう。
痛みがひどいうちは洗浄剤が刺激となることもあります。石鹸やボディソープの使用も控えた方が良いでしょう。
日焼け後にシミができてしまったら?
日焼け後にケアしたにも関わらず、シミができてしまうこともあります。そんな時はどう対処するのが良いのでしょうか。日焼け後のシミのケアについて見てみましょう。
シミの対処薬を使用する
できてしまったシミの改善に対処薬が使用されることもあります。もっとも消しゴムで消すように薬ですぐにシミが消えるわけではありません。皮膚内にできたメラニン色素がターンオーバーによって剥がれ落ちるまで使い続ける必要はあります。
シミの対処薬としては以下のようなものがあります。
【ハイドロキノン】 ハイドロキノンはメラニン色素が黒くなるのを防いで無色に戻す作用があり、高い美白効果で知られています。その反面、刺激が強く、変質しやすいというデメリットもあります。
使用の際はデメリットに対処した安定型ハイドロキノンが配合された製品を選びましょう。
【トラネキサム酸】 トラネキサム酸は人工生成されたアミノ酸の一種です。紫外線を浴びることによってシミの原因となるメラニンが生成されますが、このメラニンの生成を抑制する作用があります。
【アルブチン】 アルブチンはシミの原因であるメラニンの合成に関与する酵素チロシナーゼに作用してメラニン合成を阻止する作用があります。
レーザー治療を行う
できてしまったシミをただちに改善したいという場合、レーザー治療がおすすめです。
レーザー治療は皮膚科や美容皮膚科で受けられます。肌内部の細胞に潜むシミをピンポイントで破壊してくれるため、シミを改善し、再発予防に効果が期待できます。
美白化粧品を使用する
- 商品名:ミネラルボディシャインジェル
- 金額:6,050円(税込)
日焼け後のシミ対策として美白化粧品は必須です!
ミネラルボディシャインジェルは、色素沈着がおこるメカニズムに着目し、紫外線に晒されたお肌を徹底的にブライトニングケアしてくれます。
「新安定型ハイドロキノン」「アルブチン」「ビタミンC誘導体」「プラチナナノコロイド」「プラセンタ」をはじめ、27種類もの美容成分が贅沢に配合され、「メラニン生成抑制「メラニン還元」「ターンオーバー促進」「保湿」「抗炎症」「抗酸化」などの効果が期待できます。
日焼け後のアフターケアだけでなく、下着による摩擦や、無駄毛処理による黒ずみなどにも効果を発揮して輝く透明肌へと導いてくれます。成分はスキンケア美容液と同じだからフェイスケアにも安心して使えます。
べたつかず、伸びの良いジェルはユーカリを基調とした爽やかな香り。お風呂上がりの清潔なお肌になじませるだけで日焼け後のアフターケアが叶います。
日焼け止めを正しく使う
フェイス部分のうっかり日焼け予防には「日焼け止めの重ねづけ」が有効です。
顔に日焼け止めクリームをただ塗るのではなく、部分ごとに塗り方を変えてみましょう。鼻や頬など高さがあって直射日光を防ぎにくい部分は他の箇所よりもていねいに塗ることで、これまで以上に日焼けを防ぐことができます。
ボディのうっかり日焼け予防には「日焼け止めをまんべんなく塗ること」を心がけましょう。外出時にはUVカット効果の高いメイクとともに日焼け止めをしっかり塗る習慣をつけましょう。
また、汗をかきやすい部分は日焼け止めが落ちやすくなります。こまめに塗り直してうっかり焼けを防いでくださいね。
「正しいアフターケアで美肌を目指そう!」
陶器のような滑らかな美肌は女性の憧れです。
窓辺に日除け布を張ったり、日焼け止めをこまめに塗ったり、日光を避ける紫外線対策はとても重要です。
しかし、それでもうっかり日焼けをしてしまったら適切なアフターケアをすることで被害を最小限に抑えることができます。
予防できればこれにこしたことはありませんが、日焼けしてしまったからといって諦めてしまう必要はありません。
正しいアフターケアで美肌を目指しましょう。
・日焼け止めをていねいに塗って紫外線予防を心がける
・うっかり日焼けしてしまったらクールダウンしてから保湿する
・水分と栄養補給で体内からもケアする
・シミになったら対処薬やレーザー治療、美白化粧品で改善