正しい半身浴でドロドロ汗!痩せる効果アリといわれる理由とは

ドロドロと汗をかくことで、ダイエットに効果的といわれている半身浴。
しかし、半身浴は正しい入浴方法で入らないと、望むような効果が得られなかったりむしろ体調不良を招いたりする危険があるんです。
この記事では、半身浴の具体的な効果や正しい入浴法について詳しく解説します。
効果的にダイエットするために、正しい半身浴のやり方をチェックしていきましょう!
Contents
半身浴のダイエット効果とは
半身浴のどのような効果がダイエットに役立つのか、ポイントをチェックしてみましょう。
ベタベタ汗を流す【デトックス効果】
汗を分泌する汗腺にはアポクリン腺とエクリン腺があります。エクリン腺から出る汗は体温調節機能を担っていますが、アポクリン腺は芳香腺が退化したものと考えれています。
アポクリン腺から出る汗には、脂肪やたんぱく質、アンモニアなど老廃物が含まれているため、においがありドロドロとしているのが特徴です。このアポクリン腺から出るドロドロとした汗をかくことで、老廃物を排出するデトックス効果が期待できます。
アポクリン腺から汗を出すには、ゆっくりと身体を温める必要があるため、ぬるめのお湯でじんわりと温まる半身浴が効果的です。
ちなみに、エクリン腺の汗はサラサラしているのが特徴ですが、運動不足などで汗をかく機会が少ないとエクリン腺の機能が低くなり、本来サラサラな汗がベタベタとした「悪い汗」になってしまうことも…。
悪い汗はにおいを発生させたり、体のミネラルを奪って夏には熱中症を招く可能性もあるので、トレーニングや運動を日常生活に取り入れることが大切です。運動が苦手な方は毎日の入浴でしっかり汗をかくようにしましょう。体臭対策にもなるのでおすすめですよ。
半身浴とストレッチで【冷え性改善】
冷え性の原因は、運動不足や自律神経の乱れ、エアコンの冷房などによって血行不良が起きているケースがあります。血行不良はむくみやセルライトを引き起こし、太りやすい体になってしまうため冷えを解消することが大切です。
冷え性の対処法は、栄養バランスのとれた食事を摂るように心がけて、運動で筋肉をつけることが効果的といわれています。さらに、半身浴とお風呂上がりのストレッチで血流をよくしましょう。
特に女性は年中手足が冷えていることがあるので、夏でも半身浴で体の芯から温めてくださいね。
リラックスして【安眠効果】
睡眠中は、脂肪燃焼や肌の細胞をつくる役割のある「成長ホルモン」や、脳の視床下部にある食欲中枢に信号を送り、食欲を抑制する働きがあるとされている「レプチン」などのホルモンが分泌されています。
睡眠不足や質の悪い睡眠をしていると、これらの分泌が正常に行われなくなり太りやすくなったり肌が荒れてしまったりすることも…。
ぐっすりと眠るには、リラックスした状態のときに働く副交感神経を優位にすることが重要です。半身浴は副交感神経を優位にするので、安眠効果が期待できストレス対策にもなります。
塩分を排出して【むくみ改善効果】
塩分の取りすぎはむくみの原因になります。ウォーキングやランニングで汗をかくことでむくみ改善効果が期待できますが、時間が取れない場合は半身浴でむくみを解消しましょう。
また、半身浴はみぞおちくらいまでのお湯につかるので肺や心臓へ水圧の負荷がかかりません。体への負担を減らしつつ、血液循環を促すことでむくみを解消します。
半身浴だけでなく、塩分排泄力のあるカリウムを含んだ食材を取ることでもむくみは解消できますよ。
間違えやすい半身浴方法
半身浴は正しい入浴法で入らないと、期待する効果が得られない場合があります。
安全に入浴するためにも、間違えやすい半身浴方法を確認しておきましょう。
汗が出ないからと長時間入ってしまう
半身浴の入浴時間は20〜30分が目安になります。
汗が出なくて焦ってしまう気持ちもわかりますが、長時間入ってしまうと脱水症状などの体調不良が起きたり、皮膚がふやけてカサカサ肌の原因になったりする恐れがあるので注意が必要です。長時間入浴せずに、途中にクールダウンする時間を作って反復浴をしましょう。
浴室を寒くしてしまう
浴室が寒いと、お湯に浸かっていない上半身が冷えやすくなります。体が温まらずに効率よく汗がかけなくなってしまうので、入浴前に湯船の蓋を開けておいたり浴室用の暖房器を使ったりして浴室を暖かくしておきましょう。
浴室を温めておくと、急激な温度変化から起こるヒートショックの予防にもつながります。安全に入浴するためにも、しっかりと浴室の環境を整えてから入浴するのがポイントです。
また、湯船につかる際お風呂のふたを半分くらい閉めるとサウナ状態になり、効果アップが期待できます。温泉に行かなくても自分の家でサウナが楽しめちゃいます。
上半身にタオルなどをかけず冷やしてしまう
上半身を冷やさないために、浴室を暖めておくのと合わせて肩に乾いたタオルをかけて冷え対策をしておきましょう。
お湯に浸かっていないところが濡れているとカラダを冷やしてしまう場合があるので、髪の毛や上半身が濡れているときは拭いてから入浴するのがおすすめです。
水分をとり忘れてしまう
入浴中は汗をかくため、血液の粘度が高くなってドロドロ血液になるといわれています。水分不足から脱水症状を起こす危険もあるので、しっかりと水分を補給しましょう。
入浴15分前と後にコップ1杯のミネラルウォーターを飲むようにして、半身浴中も汗をかいた分、水分補給をするのがポイントです。水は常温で用意して、一気飲みせずにに少量ずつ飲んでくださいね。
食後すぐに入浴してしまう
食事をした後は、食べ物を消化するために胃腸が活発に働いています。このときに集中的に血液が胃腸に集まりますが、食後すぐに入浴してしまうと必要な血液が全身に回って消化不良を起こす危険性があります。
食後30分〜1時間程度は避けて入浴するようにしましょう。
お酒を飲んだ後に入ってしまう
お酒を飲んだ後は体内の血管が拡張し、一時的に血圧が下がっている状態です。そのまま入浴してしまうと、血圧の急激な変化によってヒートショックを起こす危険も。
また、飲酒後は意識も朦朧として浴室での事故が起きる危険性もあるので、お酒を飲んだ日の入浴はやめておきましょう。
体重を気にしすぎて無理をしてしまう
半身浴をすると一時的に体重が減るからと、体調が良くないときに入浴したり、のぼせているのにお湯に入り続けたりするのはやめましょう。体調不良を悪化させる危険があります。
半身浴は消費カロリーが少なく、入浴をしたからといってすぐに痩せるわけではありません。代謝アップやデトックス効果などによって、ダイエットしやすい体質への改善を目指す入浴法なので、正しい方法を行わないと効果が期待できなくなります。
体調を考慮した上で入浴し、慣れるまでは時間を短くするなど、調整をしながら安全に行いましょう。
シーボディの入浴剤を使用した正しい半身浴方法
半身浴の効果を得るために、正しい方法を覚えておきましょう。また、半身浴の効果を高めるには、入浴剤が活用できます。
シーボディのバスグッズでは、「ミネラルバスパウダー」「ミネラルバスストーン」の2つの入浴剤がおすすめです。
- 通常価格 : 5,500円(税抜)
- 容量 : 600g(約1ヵ月分)
ミネラルバスパウダーは、ミネラルたっぷりの「雪塩」と「海藻ミネラル」を豊富に含んだダイエット入浴剤です。効果的に身体を温めて、基礎代謝量アップや発汗促進、脂肪燃焼をサポートします。
肌の洗浄や美容効果・美肌効果が期待できる「パパイン」も配合しているので、入浴後は肌がツヤツヤになりますよ。
- 通常価格 : 4,500円(税抜)
- 容量 : 600g(約3ヵ月分)
ミネラルバスストーンは、4~14ミクロンの遠赤外線を放出する「角閃石」100%を使用した入浴料です。身体の中まで温めて湯冷めしにくく、温熱効果によるデトックス効果、基礎代謝アップなどが期待できます。
しっかり汗をかき代謝を高めることで、乾燥肌や肌のくすみ、毛穴にも効果がありますよ。
ミネラルバスパウダーとミネラルバスストーンを併用するとさらに効果を高めらるので、ぜひ一緒に使ってみましょう。
▷正しい半身浴の方法
【準備】
38度くらいの温度でお湯をためて、入浴の20分くらい前までにミネラルバスストーンを湯船に沈めておきます。ミネラルバスパウダーを入れてよくかき混ぜておきましょう。
【半身浴】
胸から下だけ湯船に浸かります。(10〜15分程度)
【クールダウン】
湯船から上がり、クールダウンします。このときにスリミングマッサージをするのがおすすめです。(10分程度)
【半身浴】
再度、胸から下だけ湯船に浸かります。(15〜20分程度)
半身浴でさっぱり気持ちいい汗をかこう!
半身浴にはデトックス効果や冷え性改善、安眠効果など、痩せやすい体を作る効果がたくさんあります。お風呂の時間をダイエットに役立てられるメリットもあるので、ぜひ運動や生活習慣の改善と合わせて半身浴を取り入れてみましょう。
また、リラックス効果のあるバスタイムを過ごして気持ちいい汗をかくことで、ダイエット中のストレス発散にも役立ちます。
全身浴をしていた人やシャワーだけ済ませていた人は、今回解説した半身浴の正しい入浴方法をぜひ参考にしてみてくださいね!
- 半身浴には、デトックス効果・冷え性改善・安眠効果などのダイエット効果が期待できる
- 間違った入浴法はダイエット効果が得られなかったり、体調不良を起こしたりするので注意が必要
- 正しい入浴方法と合わせて、「ミネラルバスパウダー」と「ミネラルバスストーン」を活用するのがおすすめ