エステティシャンが教える!簡単にお腹の脂肪を落とすマッサージ方法
Contents
エステティシャンが教える!簡単にお腹の脂肪を落とすマッサージ方法
なかなか落ちないのがぽっこり膨らんだお腹の脂肪。
今まで穿けたスカートやパンツがきつく感じたり、ぴったりとしたシルエットの服を着るのに抵抗があったり…。
お腹はトレーニングやエクササイズをしても痩せにくく、お肉が残りやすいといわれています。
そんなお腹ダイエットのコツは、自分のぽっこりお腹の原因に合わせた対策を行うことです!
この記事ではタイプ別の原因とオススメのマッサージ法をご紹介していきたいと思います!
お腹に脂肪がつく主な原因とは
お腹に脂肪がつく原因は主に7つあります。ひとつだけ当てはまる方や複数当てはまる方もいるのではないでしょうか?
まずは原因をしっかり知って、ダイエットを始めましょう。
1.筋肉の低下
「お腹の脂肪と筋肉になんの関係があるの」と驚かれる方も多いと思います。
一見正反対に感じる脂肪と筋肉ですが、全身の筋肉量が減少することでお腹部分だけ太りやすくなるのです。
人の身体を動かすために必要となる筋肉はエネルギー消費量と関係があり、筋肉量が多いほどエネルギーを消費しやすくなります。そのため、じっとしているだけでも消費カロリーが増えます。
しかし、筋肉は年齢と共に年々減少してしまうのです。
「最近太りやすくなったな…」と感じた時は筋肉量が減少し、消費カロリーも減ったことが大きく関係しています。
2.内臓下垂
内臓が垂れ下がることも、ぽっこりお腹の原因です。
通常内臓は筋肉によって正しい位置で保たれており、お腹の空洞にしっかりと収まっています。
しかし、筋肉量が減少すると内臓を保つことができず垂れ下がってしまいます。
それによりお腹だけ太ったように見てしまうのです。内臓下垂は細身の方に多い原因でもあります。
3.姿勢の悪さ
日頃、自分の姿勢を意識してますか。
体型と姿勢には密接な繋がりがあり、その中でも特に猫背や反り腰と呼ばれる姿勢の人は要注意!猫背は背骨が曲がって背中が丸まっている姿勢で、腹筋が衰えやすく内臓が垂れ下がりやすくなります。
そして反り腰とは、腰が弓のように沿ってお尻が突き出してる状態のこと。腰痛の原因にもなる反り腰は、体のバランスが大きく崩れてしまいます。
さらに猫背同様に腹筋が衰え、内臓が垂れ下がってしまいます。
4.骨盤の歪み
体の中心である骨盤が歪むことも、お腹太りに繋がります。
骨盤が歪み、開いてしまうことで内臓が垂れ下がり、ぽっこりお腹になってしまうのです。
特に女性は出産などの変化もあり、男性よりも骨盤が歪みやすいので気をつけてください。
5.便秘
腸に便が詰まると物理的にお腹が大きくなります。
また便だけでなく、詰まった便からガスが発生することもお腹太りの原因になります。特に女性は男性と比べ、ホルモンの影響などにより便秘になりやすいといわれています。
6.運動不足
人は消費カロリーよりも“摂取カロリー”が多いと脂肪が蓄えられてしまい太ります。
運動習慣は基礎代謝と合わせて1日のカロリー消費量を上げます。
また、脂肪は運動時にエネルギーとして使われることで体内に溜まらなくなります。
7.普段の食事
食生活が体型に与える影響はもちろん大きいです。脳が満腹の指令をだすのに約15分かかるといわれています。
早食いをすると、その指令がでる前に必要以上に食べてしまいます。
その結果、摂取カロリーが増えてしまうのです。また普段から食事の量が多い方や一気にどか食いをしてしまう方など、食べ方によっても体型は左右されます。
さらに、なにを食べているかも大切です。 なぜなら、炭水化物中心のメニューは糖質の過剰摂取になっている可能性が高く、余った糖質は体脂肪となるからです。
関連ページ:おへそ周りにつく脂肪の正体とは?原因別にへそ周りの脂肪の落とし方をご紹介
関連ページでは、お腹に脂肪がつく原因や対策について詳しく紹介しています。マッサージ・筋トレ・ストレッチ・食事などの方法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
脂肪のタイプとダイエット方法
ひとくちに脂肪といっても実は種類があります。
ぽっこりお腹のタイプ別に効果的なダイエット方法をご紹介します。
皮下脂肪タイプ
お腹を触りタプタプして柔らかいお肉であれば、それは “皮下脂肪” です。
女性の多くは、この皮下脂肪が蓄積してしまい、ぽっこりお腹になっているタイプ!
日本人女性は元々筋肉が付きにくい上に、子宮や卵巣など大切な内臓があるお腹を守るためにお腹周りにお肉が付きやすくなっています。若い時はお腹がスリムでも、運動量や基礎代謝量が落ちる年代になるとお腹周りの脂肪量が増えてしまうことも。
そもそも皮下脂肪とは余分に付いたカロリーです。
食事から得られるカロリーが少なければ蓄えられた脂肪がエネルギ―として使われるようになり、自然と脂肪が付きにくくなるので、少しずつ脂肪も減っていきます。
暴飲暴食は控え、バランスが取れたちょうどいい量の食事を続けられるように気を付けましょう。
ここで逆効果なのが、極端な糖質制限などをはじめとする食事制限です。
1日の総摂取カロリーが1,500kcalを下回るような過激な食事制限を続けていると、生きていくために基礎代謝量を下げて脂肪をため込むようになり逆効果なので要注意です。
食事以外にも皮下脂肪を燃焼するのに有効なのが “有酸素運動”。
筋肉を鍛える無酸素運動(筋トレや短距離走)などに比べて、有酸素運動は脂肪を燃焼させ、カロリーを消費させる効果があります。呼吸により取り入れられた酸素が中性脂肪を燃やしエネルギーを作るため、脂肪燃焼効果が高いといわれるのです。
有酸素運動はウォーキングやジョギングなどゆったりした動きの運動でスポーツが苦手な方でも始めることができます。
しかし、皮下脂肪は一度ついてしまうとなかなか落ちないという厄介な性質を持っています。
食事制限と有酸素運動を毎日続けても効果が実感できるまでに最低でも1か月はかかるといわれています。そのため、無理なメニューで一気に痩せようとするのではなく、のんびりじっくり取り組めるようなメニューを考えることが脂肪燃焼ダイエットのポイントです。
そこでオススメなのが燃焼しにくい皮下脂肪をサポートしてくれる“マッサージ”。
皮下脂肪は燃焼しにくい脂肪ですが、他の脂肪との違いはありません。皮下組織につくことが燃焼しにくくなっている原因。脂肪そのものが燃焼しにくいわけではないので、マッサージで燃焼できる環境づくりをすることが大切です。
マッサージは血流やリンパ管の流れをよくし、老廃物やいらない水分を排出することで脂肪燃焼しやすい環境を作り出してくれます。
食事や運動と共にさらに脂肪を燃焼させたいのなら、マッサージでサポートすることがおすすめですよ。
関連ページ:【ぽっこりお腹を解消!】女性のお腹周りの皮下脂肪の原因と解消法
関連ページでは、女性のお腹周りの皮下脂肪の原因と対策について紹介しています。ぽっこりお腹を解消する運動・マッサージ・ストレッチ・食事などの方法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
内臓脂肪タイプ
内臓脂肪とは、胃や肝臓など内臓の周りに付く脂肪のこと。
内臓脂肪が多くついている、いわゆる“内臓脂肪型肥満”は生活習慣病にも悪影響を及ぼすといわれています。
お腹のお肉がパツパツでつまめなかったり、丸く膨らんでいるようなお腹は“内臓脂肪” の可能性が高いです。
内臓脂肪の主な原因は油っこい食事とお酒の飲みすぎ。揚げ物やお肉を食べることが多い方や、お酒を毎日飲む方は注意してください。
内臓脂肪タイプのダイエット方法は食生活の改善と毎日の運動です。
内臓脂肪は食事内容に左右されることがほとんどなので、揚げ物・お肉・お酒などの量を減らして、野菜を増やすように心がけてください。
なかなか減りにくい皮下脂肪に対して、内臓脂肪は食事を見直すだけでもお腹がすっきりするということが多いのです。食事や飲酒量に思い当たることがある方は、まずは食事の見直しをしてみましょう。
また、内臓脂肪も消費できなかったカロリーが原因なので、運動することも効果的です。ただし運動する習慣をつけることが大切なので、毎日長く続けられるような運動を選んで始めていきましょう!
特にスクワットはお腹やせだけではなく、太ももなどの下半身ダイエットにも効果的です。
便秘タイプ
便秘中の下腹ぽっこりとお腹のハリ感に悩む女性は多いですよね。
個人差がありますが、最低でも2~3日に1回は便が出ているのが正常な範囲。それ以上お通じがこない、またはいつもより頻度が長いという場合は便秘です。
大腸にいつまでも排泄物がとどまっていると、本来なら排出される水分や毒素まで吸収されてしまい、むくみや冷えの原因になってしまいます。
さらに、こんな状態が続けば基礎代謝量も減っていき脂肪燃焼力が落ちてしまうので、今までと変わらない食事をしていても太りやすくなってしまいます。便秘だけでも十分辛いのに痩せにくい体質になってしまうのは嫌ですよね。
そんな便秘の改善法は食事の改善とストレス発散です!
便秘の原因は色々とありますが、その中でも特に腸内環境の悪さと自律神経の乱れが大きな原因となっています。
まず、腸内環境の改善のため以下のようなものを多く摂るようにしましょう。
- 食物繊維(野菜類、きのこ類、海藻など)…
便のかさをまして腸壁を刺激し、便が出やすいように働きかけます。 - 発酵食品(ヨーグルト、漬物、味噌など)…
腸内環境を整えて排便を促します。 - 良い油(オリーブオイル、ココナッツオイル、MCTオイル、アーモンドなどのナッツ類など)…
便に油を含ませて腸内での動きをスムーズにします。
それぞれに便秘を解消する働きが違うので、まんべんなく摂るのがおすすめです。
便秘の解消は肌荒れを防ぐなど美容面での効果もあるので積極的にこれらの食材を摂るようにしましょう。
また、女性はダイエットのために油をカットする方が多いですが油不足も便秘の原因になってしまうケースもあるので、過剰な油抜きはやめましょう。
そしてもうひとつ、便秘解消に大切なのがストレスをためないことです。
ストレスがたまると自律神経が乱れて腸の動きが鈍くなり、上手く便を作れないなど便秘になりやすい体質になってしまいます。
ストレスはこまめに発散して、質の良い睡眠をとるようにしましょう。
ここで気をつけたいのが便秘薬の使い過ぎです。
頻繁に便秘薬や整腸剤に頼ってしまい、無理に腸を動かす癖ができてしまうと、腸が自ら動く働きが鈍ってしまい、便秘薬を飲まないと便が出ないような状況になります。便秘が長引くようなら病院へ行って検査してもらったり、飲み続けても問題がない薬を処方してもらいましょう。
内臓下垂タイプ
筋肉量の低下が原因の内臓下垂タイプは、運動により筋肉量を上げていきましょう。
ここで鍛えるべきはインナーマッスルという筋肉です。「体幹」という体の軸となる筋肉を鍛える運動を行っていきましょう。
日頃の姿勢に合わせて筋肉は使われます。内臓をあるべき位置にキープしてくれている筋肉を使うためにも姿勢は大切です。
ふとした瞬間の自分の姿勢を鏡などでチェックする習慣をつけてみてください。
関連ページ:お腹&太ももにダイエット効果?お風呂マッサージ&エクササイズ方法
関連ページでは、お風呂でお腹&足痩せする方法について詳しく紹介しています・お風呂でできるマッサージやエクササイズの方法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
男性にもおすすめ!メディカルリンパセラピストが教えるお腹の脂肪を落とすマッサージ法
①お腹の脂肪だけでなく、腸も意識して一緒にマッサージをしてください。腸を意識することで血行促進・腸内環境の改善をサポートします。
ここでポイントなのはマッサージする方向です。
腸は時計回りに進み、便となります。自分でマッサージを行う際は右下から右上、そして左上から左下と円を描くように行いましょう。強すぎるマッサージは逆効果ですので、気持ちいいと思う強さで行うことが大切です。
②体は全て繋がっています。腰のマッサージやストレッチでお腹痩せをサポートしましょう。
お腹のマッサージの際に腰も一緒にマッサージすることで、お腹を支えるインナーマッスルへアプローチができます。
③マッサージは続けることが大切です。まずは脂肪をほぐして血行促進させるイメージで行いましょう。
最初から強い力でほぐすことは逆効果ですので、毎日少しづつほぐして燃焼しやすい脂肪に変えていきましょう。
マッサージの際、何もつけずにに行うと摩擦が強すぎたり、ポイントがずれてしまうのでクリームなどを使って行うことがオススメです。
直接行うより、気持ち良さもアップしますよ!
そこでオススメなのがシーボディの「ミネラルフィットスムーサー」です。
- 商品価格:5,500円(税込)
- 内容量:600g
宮古島の「雪塩」と「3種の海藻エキス」に加え、「アマチャエキス」を配合した海洋ミネラル成分たっぷりの洗い流しタイプのスクラブ入り全身用マッサージ料です。
マッサージの効果はエステのトリートメントに採用されるほど!ねっとりとしたテクスチャーからオイル状に変化するのが特徴でツルスベ美肌も叶えられる人気のボディケアアイテムです。
毎日のお風呂でエステと同じ本格的なマッサージを楽しめるのがいいですね!
全身用なので気になる部位にアプローチしながら関連する部位にも使えます。洗い流した後の肌の感触は絶品。
スクラブをした後は化粧水やクリームを塗ることで、さらにツルスベ肌に近づけます。
関連ページ:即効で効くお腹痩せダイエット!簡単エクササイズやマッサージをご紹介
関連ページでは速攻性の高いお腹痩せの方法について詳しく紹介しています。マッサージ・エクササイズ・ストレッチ・食事などの方法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
腹筋運動より続けやすいマッサージでお腹周りをすっきりさせよう!
今回は年齢を重ねるほど悩まれる方の多いお腹の脂肪について、原因タイプ別にご紹介しました。
脂肪は燃焼させて、筋肉量を上げることが大人のダイエットのキーポイントですが、どちらも続けることが大切です。寝る前や入浴中などいつでもできるマッサージをプラスすることで、ダイエットをサポートしてくれます。
あなたもマッサージで頑張る自分の体をほぐしてあげてみてはいかがですか。
関連ページ:【50代ダイエット】成功の秘訣とは?お腹を効果的に痩せさせる方法
関連ページでは、50代のためのお腹痩せダイエットの方法について紹介しています。お腹痩せの運動・食事・マッサージ・ストレッチなどの方法について詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
お腹の脂肪を落とすマッサージ方法まとめ
・スリムなお腹は脂肪の燃焼と筋肉量が大切!
・落ちにくいプニプニ皮下脂肪ダイエットは続けることが大前提
・食事や運動とマッサージが目標達成まで最速ルート!
参考ページ:リンパ系(Wikipedia)
参考ページ:宮古島の雪塩