お腹の脂肪を落とすには腹筋よりスクワットの方が効果ありって本当?
ポッコリお腹を引き締めるために、普段から筋トレやエクササイズを行っているという方は多いのではないでしょうか。
しかし、腹筋や背筋を使った筋トレばかりでは、結果が出るまでに時間がかかってしまうんです。
実はお腹の脂肪を落とすためには、腹筋や背筋をするよりも「スクワット」を繰り返したほうが効果的。
ここではお腹に脂肪がついてしまう原因と、スクワットがお腹の脂肪燃焼に効果がある理由、スクワットを行う際のポイントについてもお答えしていきます。
Contents
お腹に脂肪がつく原因
そもそもなぜ私たちの体は、お腹に脂肪がつきやすくなっているのでしょうか?
まずはお腹に脂肪がついてしまう原因について確認しておきましょう。
遺伝
「私って、生まれつき食べたものが肉になりにくい体質なんだよねー」という大食いの友人・知人がいる人は珍しくないと思います。
「本当なの?」と疑ってしまいたくなりますが、最近の研究によれば、その人の体型や体重は、遺伝の影響を受けると報告されています。
つまり、太りやすい遺伝子を持っている人も、太りにくい遺伝子を持っている人も存在するということ。
もしあなたの両親や兄弟、親戚などにポッコリお腹の人が多い場合には、もしかするとあなたも太りやすい遺伝子を受け継いでいるのかもしれません。
むくみ
「以前は履けていたジーンズのホックが閉まらなくなった…」なんてエピソードはよく聞きますが、これは単にお腹がむくんでしまっていることが原因の可能性もあります。
一時的なむくみによって、ポッコリお腹が強調されてしまっているのかもしれません。
お腹がむくんでしまう原因には、過食と早食い、そして偏った食生活があげられます。
ストレスが原因で脂っこいものをガツガツ食べてしまったりすると、お腹のむくみが発生しやすくなるので注意が必要です。
姿勢
背筋をぴんと伸ばした姿勢の人は、ポッコリお腹が目立ちにくいものです。
実際に姿勢がいい人ほど痩せて見えるという研究もあり、猫背になってしまうと普段より一層太って見えてしまうのです。
姿勢を正し、腹筋と背筋を使ってきれいな姿勢を維持するようにすると、筋肉が鍛えられることによって引き締め効果が期待できます。
仕事中なども猫背になっていないかチェックして、背筋をぴんと伸ばした姿勢を保つようにしてみましょう。
ストレス
過度なストレスは私たちの体の中のホルモンバランスを崩し、食欲が止まらなくなったり気分の浮き沈みが激しくなったりします。
その中でも特に深刻なのが睡眠不足。寝不足の状態で日中活動してしまうと、ストレスホルモンの1種であるコルチゾールが過剰分泌され、甘いものを食べたいという欲求が抑えきれなくなってしまいます。
最低でも7時間以上の睡眠を取ることが、お腹の脂肪を落とすのに不可欠です。
食べ過ぎ
「普段はそこまで食べてないよ」という人も要注意。
ダイエット中の人がよく食べる低カロリー・低脂肪食品には、まろやかさや甘みを出すために砂糖や甘味料が使われています。
脂肪は少ないけれど、砂糖の量は多くなる…。
その結果、お腹の脂肪の原因になってしまうことも珍しくないのです。
普段からよく食べているダイエット食品がある方は、果物やナッツなど、未加工の食品に置き換えられないか検討してみましょう。
お腹の脂肪を落とすスクワットの効果
それでは次に、スクワットがなぜお腹の脂肪を効率的に落としてくれるのかについて解説していきます。
内臓脂肪型肥満に効果的
ポッコリお腹の原因になっているのは、内臓脂肪であることがほとんど。
皮下脂肪とは異なり、筋肉を動かして全身の血流を良くすることによって、簡単に脂肪を落とせるという特徴があります。
体の中でも特に大きな筋肉は、胸筋と背筋、そして太ももにあります。
スクワットで効率的に筋肉を動かして血流を良くすることにより、短期間でポッコリお腹を改善できるかもしれません。
腹筋よりも効果がある
なんとなくポッコリお腹に効果がありそうな腹筋ですが、実はスクワットのほうが約30倍脂肪燃焼効果があるんだとか。
「お腹を引き締めるならお腹を鍛えなきゃ!」と考える人は多いですが、大切なのは大きな筋肉を動かして消費カロリーを高めること。
腹筋だけをポイント的に動かすのではなく、スクワットのように大きな筋肉を使うことで、より短期間で脂肪を落とすことができるのです。
スクワットであればどんなやり方でも効果が期待できる
ダンベルやバーベルを持って行うスクワットや、片足だけで上下運動をするスクワットなど、さまざまなやり方があるのがスクワットの特徴でもあります。
どれをやればいいのか迷ってしまうかもしれませんが、実はやり方はどんなものでも構いません。
下半身をしっかり使う正しいフォームでスクワットができていれば、お腹を引き締めることができるのです。
スクワットを行う際のポイント
続いて、スクワットの正しいフォームについても紹介していきます。
脚は肩幅
まず両足は肩幅くらいの広さでスクワットを行いましょう。
足幅を広げることで重心を落としやすくなり、より負荷を与えることができます。
ただし広げすぎるとケガにつながるのでご注意を。
つま先は揃えるのではなく、やや外側を向くようにするとスクワットがやりやすくなりますよ。
股関節を意識する
正しいスクワットを行うためのコツとしては、股関節を意識してトレーニングすること。
上半身は少しだけ前に傾け、重心を真下に下ろしていくイメージで動かしていきます。
回数やスピードにこだわるのではなく、1回1回を丁寧に行いましょう。
上半身が丸くならないようにする
スクワットを行う際に上半身を前に傾けすぎてしまうとケガの原因になるので、なるべく背筋はまっすぐになるよう心がけたほうが安全です。
後ろ側に反りすぎてしまっても腰を痛めてしまうので注意してください。
「前へならえ」の形で手を前に出すフォームなら、上半身が安定しやすくなります。
スクワットの効果をさらに高めたい方はこちら
ポッコリお腹を引き締める効果があるスクワット。
できることならスクワットの効果をさらに高めて効率的にお腹の脂肪を落としたいですよね。
そんな時には、次のような方法がおすすめです。
プロテインを使用する
ポッコリお腹を改善して脂肪を落としたとしても、筋肉がともなっていなければただのガリガリ体型になってしまいます。
薄っすらと腹筋がみえる美しいお腹を手に入れるためには、筋肉をつけることは不可欠です。
そして筋肉の原料になるのが、プロテイン(たんぱく質)です。
トレーニングの前後でしっかりとプロテインを補給しておくことで、脂肪を落とし、筋肉をつけて理想の体を手に入れることができるでしょう。
脂肪燃焼効果のあるスクラブでケア
スクワットで汗を流したあとのバスタイムには、マッサージしながら塗り込むことで脂肪燃焼効果が得られるスクラブを使ってケアしましょう。
価格:5,000円(税抜)
容量:600g
「ミネラルフィットスムーサー」のように、ミネラルが豊富な雪塩、海藻エキスやアマチャエキスといった有効成分を含んだスクラブを使うことで、スベスベ肌と引き締まったウエストを同時に叶えることができます。
まるでエステを受けている感覚で行えるので、サロンに行く時間がない方にもおすすめですよ。
普段からたんぱく質を多く摂取する
「プロテインやスクラブを試すのは難しいかも…」という方は、毎日の食事メニューを見直すことから始めてみてください。
鶏肉や魚、卵、大豆製品といった食品にはたんぱく質が豊富で、脂肪も少なめ。
甘いものや脂肪を控えた自然派の食生活を送ることで、自然と痩せやすい体になっていくはずですよ。
簡単スクワットでお腹の脂肪にさよならしよう!
ポッコリお腹を引き締めるなら、腹筋よりもスクワットのほうがベスト。
スクワットにプラスして、スクラブを使ってマッサージしたり、プロテインを摂取して美しいボディラインをつくることによって、理想の体を目指すことができるでしょう。
まずは1日5回から始めて、毎日の習慣にしてください。
慣れてきたら1日10回、30回と増やして、より高い脂肪燃焼効果を狙いましょう。
・お腹の脂肪の原因になるのは、遺伝やストレス、食べ過ぎなどがあげられる。
・消費カロリーの大きさが脂肪燃焼につながるため、大きな筋肉を動かすスクワットが効果的。
・スクラブを使ったマッサージも使って、内と外から脂肪を落とそう。