太りやすい原因は遺伝?生活習慣?根本的に体質改善できる方法とは
「食べすぎるとすぐに太ってしまう…」
「食べる量を抑えているつもりなのに体重が減らないのはどうして?」
同じ食事をしても太りやすい人と太りにくい人がいるように、太り方は人それぞれ異なります。太り方の違いは遺伝や生活習慣が影響しているといわれますが、どのように関係しているのでしょうか。
この記事では、太りやすい原因や体質改善におすすめのファスティング方法を詳しく解説します。自分が太ってしまう原因をチェックして体質改善を目指しましょう。
Contents
太りやすいのは遺伝?
顔や身体の特徴が遺伝によって親と似ることがありますが、太りやすい体質も遺伝している場合があります。
肥満は「白色脂肪細胞」と呼ばれる脂肪が体内に溜まっている状態で、基本的に消費エネルギーよりも摂取エネルギーの方が多くなったときに、皮下脂肪や内臓脂肪などの体脂肪が溜まってしまいます。
エネルギーが消費されるのは運動だけでなく、生命維持のための「基礎代謝」によっても消費されていて、この基礎代謝量に影響を与えているのが「肥満遺伝子」になります。
【肥満遺伝子の代表的なタイプ】
β3アドレナリン受容体遺伝子(β3AR)
日本人の34%が持っているといわれる肥満遺伝子です。1日の基礎代謝量が200kcal程度低く、糖質の代謝が悪いのが特徴です。代謝バランスが悪いためお腹周りが太りやすく、ぽっこりお腹になる傾向があります。
アンカップリングプロテイン遺伝子(UCP-1)
日本人の25%が持っているといわれる肥満遺伝子です。1日の基礎代謝量が80〜100kcal程度低く、脂肪の代謝が悪いのが特徴です。下半身が太りやすい傾向があります。
β2アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)
日本人の16%が持っているといわれる肥満遺伝子です。1日の基礎代謝量が200kcal程度高く、ほっそりとして筋肉がつきにくいのが特徴です。太ってしまうと痩せにくい傾向があります。
受け継いだ遺伝子を変えることができませんが、このような肥満遺伝子を持っていても必ず太るわけではありません。
脂肪細胞が増えやすい時期は決まっていて、「妊娠期」、「乳児期」、「幼児期」、「思春期」といわれています。問題は一度増えた脂肪細胞は減らないということ。
太りやすさは遺伝だけでなく生活習慣にも影響を受けているため、生活習慣を改善することでダイエットや体質改善につながります。
太りやすい生活習慣とは
それでは、どのような生活習慣をしていると太りやすくなってしまうのでしょうか。自分の日常生活を振り返りながら、当てはまるものがないかチェックしてみましょう。
ながら食べ
テレビを見たりパソコンやスマホを操作したりしながら食事をしていませんか?
「ながら食べ」は満腹感を感じにくく、だらだらと時間をかけて食べてしまうため、必要以上に食事量が増える場合があります。
食べ過ぎを防ぐには、しっかりと咀嚼して食事を味わうのがポイント。食事の時間は他のことに集中せずに、きちんと食事の時間を楽しみましょう。
極端な睡眠時間
睡眠中は細胞の修復作用がある成長ホルモンが分泌されるため、美容や健康を維持するには睡眠時間をしっかりと確保することが大切です。成長ホルモンには脂肪を分解する作用があるため、睡眠時間をとることで太りにくい体作りにつながります。
1日の睡眠時間は7時間程度を目指すのが理想的で、極端に短かったり長すぎたりしないように注意しましょう。また、成長ホルモンは眠りについてから約3時間にわたって多く分泌されるといわれているので、寝始めてから3時間はぐっすりと眠れるように睡眠環境を整えましょう。質の良い睡眠時間を確保することでダイエット効果が得られるだけでなく肌質まで変わってきます!睡眠不足は美の大敵です!
食事中に水分を摂りすぎている
体内の水分が不足すると代謝低下やむくみにつながることから、太りにくい体を作るためにはこまめに水分を補給するのがおすすめです。
しかし、代謝が悪く水分が排出されにくい体質の人は、水を飲みすぎると水分代謝が悪くなり水太りが起こる可能性があります。
また、食べ物を十分に咀嚼しないまま水分で流し込んでしまうと、満腹感も得にくくなります。水分の摂りすぎは胃酸や唾液に含まれる消化酵素が薄まって消化不良の原因にもなるので、食事中は水分を摂りすぎずによく噛んで食べるようにしましょう。
かといって水分が不足すると便秘を招きます。1日に1.5ℓ〜2ℓを目安に水分補給しましょう。
ジャンクフードや添加物などの過剰摂取
ジャンクフードは脂質や糖質の多い食べ物が多く、カロリーが高い傾向があります。ジャンクフードばかり食べているとエネルギー量オーバーで肥満になりやすいだけでなく、タンパク質やビタミン類の栄養が偏り健康被害を起こす可能性も考えられます。
また、添加物が多い食べ物は代謝低下や腸内環境の悪化を招いたりする恐れがあります。太りやすい体質を改善するなら、なるべく添加物の入っている食べ物は避けて栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
運動不足
そもそも消費カロリーが摂取カロリーを下回れば誰でも太ります。
ハードな運動は難しくても、毎日駅まで歩く、階段を使う、早歩きする、など毎日の生活の中でできる手軽な運動を意識してみてくださいね。
体質改善するならファスティングがおすすめ!
ダイエット法にはたくさんの種類がありますが、体質改善には日常生活に必要な栄養を補給しながら行う「ファスティング」がおすすめです。ファスティングが体質改善にどのような効果があるのか、やり方と合わせて解説します。
ファスティングの体質改善への効果
ファスティングは酵素ドリンクなどを食事の代わりに摂取する健康法です。ファスティングはダイエット方法として紹介されることがありますが、ダイエットよりも体内のデトックスや代謝改善、血液の浄化、血流の巡りの改善が期待できます。
私たちの体内には食べ物を消化して吸収するのに必要な「消化酵素」と、代謝や排泄、細胞分裂など生命活動を行うのに必要な「代謝酵素」があります。
過食や不規則な食生活を続けることで消化に酵素が使われて、代謝酵素が不足してしまうといわれているため、消化酵素の働きをサポートしてくれる食物酵素を含む酵素ドリンクなどを活用してファスティングをすると、代謝酵素が活性化し理想的な体内酵素のバランスを目指すことができます。
ファスティングのやり方
ファスティングは基本的に、準備期間・ファスティング・回復期間があります。
【準備期間】
急激に食事制限をするとストレスが溜まったり、睡眠障害など体調の悪化を招いたりする恐れがあるため、準備期間を作ります。準備期間はファスティングを行う日数と同じ期間にするのが理想的ですが、普段の食生活が乱れがちな人は長めに設けましょう。
準備期間中は腹7分目を意識して、塩分控えめの食事をします。食べていい食品は、野菜・果物・発酵食品・穀類・きのこ類・海藻など。肉類や乳製品などの動物性食品、お菓子、アルコールは避けましょう。
【ファスティング期間】
▷1日ファスティングのやり方
1日ファスティングの場合は、6時・9時・12時・15時・18時・21時と3時間おきにファスティングドリンクをゆっくりと飲みます。水・白湯・刺激の少ないお茶などもこまめに補給しましょう。
▷2食置き換え(1〜3日間)のやり方
昼食は普通に食事をして、朝食と夕食をファスティングドリンクに置き換える方法です。食べ過ぎが気になる人や、周りに気づかれないようにファスティングをしたい人におすすめです。
▷1食置き換え(1〜4日間)のやり方
朝食と夕食は普通に食事をして、昼食だけファスティングドリンクに置き換える方法です。1日の摂取カロリーを抑えたい人や、無理せずに体質改善を目指したい人におすすめです。
【回復期間】
ファスティングが終わった後は、刺激の強い食べ物や消化に悪い食べ物を摂取すると、吐き気や腹痛などの体調不良を起こす可能性があります。 翌日は重湯や具なしの味噌汁など消化のいい食べ物を摂取して、徐々に普通の食事に戻していきましょう。回復期間はファスティング期間と合わせるのがおすすめです。
おすすめ酵母ドリンク
ファスティングドリンクとしておすすめしたいのが、酵母ドリンク「コーボンマーベルN525」です。特徴やおすすめポイントをチェックしてみましょう。
コーボンマーベルN525
- 通常価格 : 4,800円(税抜)
- 容量 : 525mL(26日間目安)
「コーボンマーベルN525」は、果物(りんご・うめ・みかん・ぶどう)やてん菜糖、野草成分などを加えて発酵熟成させた天然酵母飲料です。ファスティングドリンクとしてデトックス・体質改善に役立てたい方や、ダイエット時の栄養補給、美容サポートに活用したい方におすすめです。
おすすめポイント
ファスティングでは酵素ドリンクを利用する場合が多いですが、酵素よりもおすすめしたいのが酵母ドリンクです。酵母は酵素よりも体内で効果的に働いてくれます。
【酵母の主なメリット】
- 熱・酸・アルカリに強い
- 腸内の状態に合った酵素が作れる
- 栄養素が豊富
天然酵母飲料の「コーボンマーベルN525」には、1回20mL中に酵母を18億数含まれていて、ミネラルやビタミンB群、アミノ酸などの栄養素も補給できます。効率よくファスティングの効果を得るためにもぜひ試してみましょう。
短期間で体質改善するならファスティングがおすすめ!
ファスティングはさまざまなやり方があるので、自分のペースに合った方法を行いましょう。
女性の場合、生理の時期は体のバランスが乱れやすくなるので生理中のファスティングは避けてくださいね。体調や実践するタイミングを考慮して無理をしないようにおこないましょう。
ファスティング中に体力や筋肉量の低下が気になる場合は、軽い筋トレを合わせて行うのもおすすめです。
太りやすい体質を改善し美ボディを得るためにも、生活習慣を見直して効果的にファスティングを取り入れてみましょう!
・遺伝以外にも生活習慣の影響によって太りやすくなっているケースもある
・体質改善にはファスティングが効果的