【対策法を伝授】セルライトができる5つの原因と改善方法を徹底解説
先日、知人の出産祝いで赤ちゃんに会ってきました。その可愛さに一同メロメロだったのですが、特に驚いたのがお肌の白さと、きめ細やかさです。
当然赤ちゃんと大人を比べてもしょうがないのですが、いつからこのもちもちすべすべ感はなくなってしまったのだろう、と大人同士顔を見合わせたのも事実です。
大人も二の腕や太ももは柔らかいとはいえ、もちもちというよりはダルダル。しかも、セルライトの気配さえある始末。年齢を重ねれば仕方のないこととはいえ、できれば改善したいと思うのが人情ですよね。少しでももちもち肌に近づければ、とセルライトについて調べてみました。
そこでわかったのは、セルライトには大きく分けて5つの原因があるということ!この記事では、その原因や対策方法について徹底解説していこうと思います!
Contents
セルライトとは
対策を立てるには敵を知ることが大切。まずはセルライトの正体について見ていきましょう。
セルライトは脂肪?
脂肪には、皮下組織の下に存在する「皮下脂肪」と内臓の周辺につく「内臓脂肪」があります。セルライトと関係しているのは皮下脂肪の方。肥大化してしまった皮下脂肪の細胞が周囲の血管やリンパ管を圧迫し、代謝を悪化させたことで生じるのがセルライトなのだそうです。さらに肥大化した脂肪細胞は、皮膚組織と関わりの深い「線維芽細胞」を押してしまうため、セルライトが進行すると肌がデコボコして見えるのだとか。
では、脂肪を落とせばセルライトがなくなるのでは?と思いますよね。しかし、ただ体重を落とせばなくなるわけではないというのがセルライトの厄介なところ。代謝の悪化や老化などの要因が複雑に関係しているため、適した対策を取らないとセルライトの改善は難しいのです。
なぜ太ももやおしりにできやすい?
セルライトの気になる部分といえば、太もも・おしり・お腹あたりではないでしょうか。なぜこれらの場所に、集中してセルライトはできるのか。それは、体の中でも特に皮下脂肪が多い場所だからです。
皮下脂肪はいわばセルライトの原料。原料の多い部分にできやすいのは当然のこと。ちなみに、男性よりも女性にセルライトの悩みが多いのも、女性の方が皮下脂肪が付きやすいからなのです。
セルライトができる5つの原因
続いて具体的なセルライトの原因について見ていきます。当てはまる部分がないか、自身の生活と照らし合わせてみてください。
ちなみに私自身は、心当たりありまくりでした…。セルライトができて当然だったのかもしれません。
運動不足
体を動かす習慣のない場合は要注意です。運動不足は基礎代謝の低下を招くだけでなく、セルライトの要因となるリンパ節のむくみを生じさせます。リンパ節がうまく働かなければ、老廃物は滞る一方。こうした悪循環がセルライトの原因の1つになっているのです。
体の冷え
季節に関係なく指先や足の冷えに悩んではいませんか?そうした冷え体質もセルライトの原因になるのだとか。
体が冷えているということは、血行も悪いということ。血流の悪さは代謝の低下や老廃物の停滞を招きます。つまり、冷えた体はセルライトを作りやすい環境なのです。
生活習慣の乱れ
生活習慣の乱れもセルライトと無関係ではありません。
脂肪分や糖質の多い食生活や野菜不足、嗜好品の摂りすぎなどはセルライトを悪化させる可能性があります。さらに睡眠不足やストレスによる体の疲れも、セルライトを誘発するホルモンを増やしてしまうという説も!
規則正しい健康的な生活が、体にとってもセルライト対策にも良いようです。
老化
ある程度仕方ないことですが、老化もセルライトの一因です。
加齢によってコラーゲンが減少し、ハリを失った肌はセルライトを目立たせます。
むくみ
むくんでいる体は、うまく水分や老廃物が排出されていない証拠です。これらが脂肪細胞と結びつくことで、セルライトを発生させてしまう可能性があります。むくみを解消しないままでいると、セルライトを増やす原因になってしまうかもしれません。
今からでもできる!セルライト対策
放っておくとどんどん改善が難しくなってしまうセルライト。今のうちにできる対策をご紹介します!
飲み物を変える
普段コーヒーを愛飲している方は、飲み物を見直した方が良いかもしれません。
セルライト対策には体を温めることが大切です。しかし、コーヒーや緑茶などのカフェインが多い飲み物は体を冷やしてしまいます。他にも牛乳やビール・ウイスキーなども体を冷やす作用があるので、ほどほどにしましょう。
逆に体を温めてくれるのは、紅茶やほうじ茶などの茶葉を発酵させて作ったお茶類。ココアやショウガの入った飲み物もおすすめです。普段の生活でも、なるべく冷えた飲み物は避け、常温や温かいものを飲んで体を温めましょう。
食べ物を変える
糖分や脂肪分の多い食品の摂りすぎは、体内の脂肪を増やします。脂肪が増えるということは、セルライトの増加にもつながるということ。極端な食事制限をする必要はありませんが、健康のためにも栄養バランスの良い食事を摂るように心がけましょう。
特に体を温める作用のある「ネギ・ニラ・根菜類」や、むくみ解消効果のある「バナナ・きゅうり・海藻類」や発酵食品を積極的に取り入れるのもおすすめです。
また、ダイエットを考えている場合は、摂取カロリーが消費カロリーを上回らないようにすると良いでしょう。
生活習慣の改善
セルライトを増やさないために、規則正しい生活を送ることも必要です。
寝不足や過度の飲酒喫煙は、代謝の低下や体の冷えを招いてしまいます。特にたばこのニコチンには、血行やリンパの流れを悪くする働きがあります。
また、ストレスも血流を悪くする原因になるので、適度にストレス解消をすることも大切です。
セルライトができやすい体にならないためにも、生活習慣を見直すことをおすすめします。
運動習慣をつける
むくみや体の冷え、代謝の低下を解消するには運動がおすすめ!
運動習慣をつけるだけで、セルライトを回避することができます。さらには運動による脂肪燃焼効果も!ウォーキングやストレッチなど、最初は軽いものからで良いのでぜひ習慣にしましょう。
ストレスを溜めない
なかなか難しいことですが、セルライト対策のためにはストレスを溜めないことも大切です。血行を悪化させ、ホルモンバランスを崩す可能性もあるストレスは百害あって一利なし!時には好きなことに没頭する時間を作って、ストレス解消しちゃいましょう。
老廃物を撃退!セルライト予防のためのおすすめマッサージ法
セルライト対策には、血流や代謝を良くするリンパマッサージがおすすめ!エステサロンに行かなくても大丈夫!家で手軽にできるマッサージ法をご紹介します。
太ももリンパマッサージ
セルライトといえば「太もも」!もっとも多くの人が気にしている部位ではないでしょうか?私が初めてセルライトを目にしたのも、太ももでした…。なかなか頑固なセルライトができていたのですが、マッサージを心掛けるようにしてからは以前と比べ目立ちにくくなってきたように思います。
そんな、太もものためのリンパマッサージの手順は以下のとおり。
- マッサージ前に太もも全体をほぐしておく。1分程度軽くたたくだけで良い
- 膝上から、股関節のリンパ節へ流すように手のひらでさする。目安は3~4回くらい。ゆっくりとした動作で行うのがコツ
- 片足ずつ、両手で太ももの内側から外側に向かって揉み解していく。少し強めでも大丈夫。片足1分程度を目安に行う
おすすめマッサージクリーム
マッサージを行う場合は、肌の滑りを良くするためにもクリームやオイルを使うと良いそうです。そこで、最近美容仲間の間でも評判の良いボディクリームがマッサージにぴったりだったので、ご紹介しちゃいます!
【ミネラルボディクリーム/SIBODY】
【SIBODY ミネラルボディクリーム 200g|5000円(税抜)】
保湿効果とスリミング効果どちらも叶えてくれる、とっても贅沢なボディクリーム。
美肌効果の高い3種の海藻エキスの他に、脂肪の蓄積を防ぐ「レスベラトロール」や脂肪分解とむくみ解消作用のある「スベルトニール」などのダイエット効果の高い成分も含まれているので、セルライト対策にも効果的です。しっとりとした濃厚なクリームが、肌に油膜を作りうるおいを逃がしません。足に使えばむくみもすっきり。ぜひ、お風呂上りのボディケアにおすすめしたいアイテムです。
「生活改善とマッサージの両面からセルライト対策を」
セルライト改善のためには、ただ痩せれば良いというわけではありません。
セルライトの原因である生活習慣の改善と、気になる部分への直接の対策、両面からのアプローチが必要です。
そのためにも、セルライトのできにくい生活を心掛け、運動やマッサージを習慣化してくださいね。
地道な対処法ですが、続けることできっと良い結果が得られるはずです。年齢のせい、と諦めないでセルライトのない理想の身体を手に入れましょう!
- セルライトには脂肪だけでなく、さまざまな要因が組み合わさってできている
- 運動不足、体の冷え、生活習慣、老化、むくみがセルライトをつくる5大要因
- 生活改善とリンパマッサージの習慣化がセルライト対策に有効!